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2018/1/24【長時間労働と脳・心臓疾患】

長時間労働に起因する過労死はかなり以前から問題となっており、長時間労働の是正が課題となっていますが、人手不足の問題もありなかなか改善されないようです。 長時間労働が怖いのは、本人のあまり自覚がない状態で疲労が蓄積し、突然死に至ることがあるということです。特に、日頃血圧が高めなどの問題のある方は要注意です。 年を取ると血管が硬くなり血圧が高めになっていくことは誰しも経験することですが、長時間労働による疲労の蓄積は、そのような自然的変化以上に脳・心臓疾患を悪化させるからです。 この過労死問題に対応して、厚生労働省は平成13年に脳・心臓疾患にかかる労働災害の認定基準を改正しました。特徴は長期間の過重業務を判断基準に導入したことです。 一部を挙げると、
  1. 発症前1か月間ないし6か月間にわたって、1か月あたりおおむね45時間を超えて時間外労働時間が長くなるほど、業務と発症との関連性が徐々に強まると評価できる
  2. 発症前1か月間におおむね100時間又は発症前2月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね80時間を超える時間外労働が認められる場合は,業務と発症との関連性が強いと評価できるとしています。
脳・心臓疾患の発症は突然でしかも重大な結果になることが多いため、経営者にとっても要注意です。高額の損害賠償請求を受けるリスクを避けるためにも,日頃より従業員の実質的な残業時間管理と健康管理を徹底させる必要があります。また,従業員やそのご家族の方にとってはご自分に関することですから、睡眠時間が十分に取れるように自己管理を行いたいものです。 (沼田)

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